2020/09/30

工房にて

 




私が普段仕事している場所は

自宅兼仕事場です。

今の場所に越してきて

丁度11年経ちました。

時日が経つのは早いもの。

仕事への情熱は全く衰えません。

こうして好きなことを仕事に出来る

事に感謝し、さらに上を目指して

行きたいと思っています。






2020/09/29

革の選別 / 裁断時の気構え

 



革製品を作る際、

一枚の革をテーブルに広げて、

革のどの箇所を使うか、

パーツごとに完成を見越して

目で見て切り分けます。

意外とこの作業は大事で、

革であればどこでも良いという訳ではありません。

革の表情だったり、革の張り・・

同じ一枚の革でも部位によって表情も張りも

マチマチです。

一般的に革は背中の部分が一番良いとされています。

反対に腹の部分は伸びやすく良くないとされています。

エルメスなどのハイブランドでは

良い箇所しか使わず、その他の部位は破棄

するそうです。

私の場合は、背中の部分を中心に

また革の表情を活かしたいのもあり

表情と質感を大事にしています。

革は大変奥深い材料です。





2020/09/28

Horsehide Duffle Bag / ホースハイド(馬革)ダッフルバッグ

 




















































馬革(ホースハイド)で製作しました
ダッフルバッグ。


(過去に製作した物で先日お客様にお渡し
することになりましたのでカメラに収めました。)


使用した馬革は日本国内の馬専門のタンナーに
お願いして作って頂いた
オーダーメイドの馬革。
タンニンなめしの馬ヌメに
革の表面のみを染色して
もらった茶芯タイプ。


馬特有の柔らかな質感と
自然のシボ感、
うっすら下地の茶色が見え隠れする
雰囲気のある革です。


開閉の止めのスライドパーツ、
ベルトの連結リング、
ベルトのバックルはシルバー製。
(ハトメは真鍮黒染めタイプ)


ベルトに使用したリベットは
ビンテージの鉄釘をリベットにリメイクし使用。


あと、ポケットのジッパーはTALONの
ボールチェーンタイプを使っています。


このダッフルは私個人も好きなバッグなので
また時間を見て作って見たいと思います。


ありがとうございました。








2020/09/27

秋晴れ(朝の散歩)

 



毎朝、起きたら愛犬のKINTAと

散歩に出かけています。

気候もここ数日で急に秋めいてきました・・・。

少し肌寒くもあり、また晴れていると

大変気持ちが良いです。

涼しくなってきたので、

夏場よりも歩く距離時間が

多くなっているような・・・。

1年の中で一番好きな季節です。





2020/09/25

革包丁 / 道具の手入れの重要性

 



クオリティーの高いものを作るには

先ずは良い道具が必要で、

しかも更に

手入れが行き届いていないとダメだ。

革製品の場合、革を切る刃物が必要なので、

先ずはその刃物を最高の切れ味にしないと

後々の作るものにも影響が出る。

砥石でビシッと研ぐのは

中々最初は難しい・・・。

でも続けて行くと段々と

不思議なもので上手く研げるように

なってくるものだ。

自分もまだまだですが

道具の手入れだけは

きちんとしていたいと思う・・・。




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MANABU YAMAGUCHI ART CRAFT


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2020/09/22

SIMPLE LIFE / TINY HOUSE

 




クルックフィールズ内にある
タイニーハウス。
それらを建てられた日本の
竹内さんが作られた
アメリカタイニーハウスの
ロードムービー。


どの家もとても個性的で
そこに住んでいる人々も
素敵でこんな素敵な暮らし方も
あるのかと・・知りました。


Vimeoでオンデマンドで
購入して視聴可能です。
私も見ましたが
とても素晴らしい
ムービーでした。



『SIMPLE LIFE』



オフィシャルサイトより



simplifeは、「身の丈の暮らし」をテーマにしたロードムービー。
アメリカ西海岸で広がりを見せる「タイニーハウス・ムーブメント」
のパイオニアたちを訪ね、小さな暮らしや多様なライフスタイル、
コミュニティとの共生など、
新しい幸せのカタチをさがしにいきました。
様々な理由からタイニーハウスを選択した人たちの
暮らしはとても個性的。
ものを手放したことで、たくさんの自由を手に
入れることに成功しています。
そんな人たちの言葉や暮らしの景色から、
自分らしく生きるためのヒントが見つけられるかもしれません。









2020/09/21

TINY HOUSE (タイニーハウス)/ KURUKK FIELDS

 




























クルックフィールズ内の一角に

可愛らしい小屋が立ち並んでいます。

これらはTINY HOUSE(タイニーハウス)

と呼ばれている建物で、

元はアメリカの西海岸

(記憶が正しければシアトル)で

生まれた移動式の住居。

アメリカにはトレーラーハウス

がありますがそれをもっとコンパクトに

必要最低限のものに囲まれた

暮らしを実践する生活様式のようです。

私はこのTINY HOUSEに大変興味を持ちました。

ここに建てられている建物は日本人の竹内友一氏が

手掛けられたようです。

自分の手でこのような住居が建てられたら・・・。

いつか作って見たいです。



https://treeheads.com






2020/09/20

KURKKU FIELDS (クルックフィールズ)



















































































私の住んでいる木更津にある
クルックフィールズで
ちょっとしたイベントがあったので
行って来ました。


ここは広い敷地内に
農場や牛舎、レストラン、
ここで作られたソーセージや野菜等を
販売するショップや
宿泊所などがあります。


『サステナブル』
(持続可能な社会)を
テーマにしていて
これからの人間社会の
一つの生き方のあり方
を提示している場。


当日はここの代表の
小林武史さんの
トークセッションもあり
聞くことが出来
大変興味深い話を聞くことが
出来ました。


この場所には上下水道はなく
自然の力を利用して
水を循環させているという話に
大変興味を持ちました。




以下オフィシャルサイトより




広さ30haのKURKKU FIELDSは

どこから楽しんでも
それらすべてがひとつの環(わ)
でつながっていることを実感できます。

太陽を浴びた土を
人が必要な分だけ耕し
その畑でできた小麦はピザやパンの生地になり、
森の微生物が作った酵母がそれをふんわりと
膨らませてくれる。

その微生物たちはきれいな水の小川に棲み
他の生き物たちともつながって森を作ります。
そしてアートはミクロの世界から
宇宙までも感じさせながら
意思と意匠によって奇跡的な
この循環を讃えています。

木更津という自然豊かな場所にできた
このさまざまなフィールドは
こうして幾重にも折重なりハーモニーを
響かせています。

ここへ来て感じてみてください。
豊かないのちの手触りを。
未来へとつながっていくサステナブルな力を。










2020/09/18

アメリカのお土産 / インディアンの置物



 

インディアンの石の置物。

記憶は定かではありませんが

18年程前にアメリカに行った時に

買ってきたインディアンの石の置物。

当時は年に1回位のペースで

アメリカ中西部に行っていました。

行くのはいつも自分一人で

レンタカーを借りて地図を見ながらドライブして

色んな所を見て回りました。

この置物はニューメキシコの

どこかのおみやげ屋で買った物。

結構な大きさで

値段もそれなりにしていて

お金のない私は買って帰るかどうか悩んで

でも欲しかったので買って帰った記憶があります。

自分にとっては当時を何となく思い出させる

思い出の品となっています。





2020/09/17

KUDU SHOULDER BAG (BROWN) / クードゥーショルダーバッグ(茶)

 




































クードゥーレザーで製作しました
ショルダーバッグ。


こちらのクードゥーは濃茶
(ブラウンカラー)になります。
お客様のご希望でお作り致しました。


インナーの革も
同色の茶色に・・・。
中に使用している革は
ミネルバボックス。


クードゥーはイギリスのタンナーで、
ミネルバボックスはイタリアの
タンナーになります。


どちらも共に素晴らしい質感の革で、
このバッグのグレードを
高めてくれています。


ステッチはグレーで。
総手縫いになります。


使用している金具類は
全てオリジナルのシルバー製。


大変落ち着いた雰囲気の
バッグになりました。





2020/09/15

今日の作業風景












修理で戻ってきた
ショルダーバッグ。

今はもう生産していない
シュアショットさんとのコラボバッグで
開閉部のジッパーが壊れてしまったので
新たなジッパーに交換させて頂きました。

日々のお仕事で過酷に使用されていたバッグ・・・。
ほぼ全バラにしてパーツ洗浄して
また再度縫い上げオイルアップメンテナンス致しました。

また頑張ってオーナーさんの元へ
行ってらっしゃい・・・!









2020/09/14

今日の作業風景







以前お作りしたバッグのリペア。
気に入って頂けることは嬉しいです。
更ににそれを長く使って頂けることも
非常に嬉しいです。








2020/09/13

Horsehide Seat Cover ( 1941 Indian Chief ) / ホースハイド(馬革)シートカバー































お客様のご要望でお作りしました
バイクのシートカバー。
ビンテージシートの上に被せられる
様に馬革で型を取りお作りしました。
ターコイズとシルバーのスタッズ
も付けて雰囲気も増して
良い感じになりました。
ありがとうございました!