2016/07/30

浅草へ・・・

今日はスタジオをクローズして浅草方面へ・・・。
 
材料工具の仕入れと、
革屋さんへ革の展示会を見に行ってきました。
 
2軒回ったのちに革屋さんへ・・・。
 
インポート革の展示で、
案内が来たので見に行きました。
 
イギリスのブライドルレザーと
イタリアの革を中心に見てきました。
 
イギリス最大のタンナー、
「トーマスウエア&サンズ」
 
イギリスと言えばブライドルレザー。
英国で一番大きなタンナーさん。
 
たまたま伺った時にはタンナーの方(イギリス人の方)が見えて
実演を含めてブライドルレザーの制作工程のお話を直接
聞く事が出来ました。
日本でいうと江戸時代から続く歴史あるタンナーで、
今も頑なに手作業で皮をなめしているそうです。
 
 
 
ブライドルと言えば革の表面に浮き出た白いブルームが
特徴です。
 
動物性のグリースを職人が手作業でブラシで擦り込むそうです。
ピット層には皮を4か月程漬けると言っていました。
 
この白く革の表面に残ったこの様な仕上げは
特に日本人が好むそうです。
 
現地の本場イギリスでは白いブルームは製品の時には
落として作っているそうですね。
ブルームが製品にしたときに残っていた方がいかにもブライドルと言う感じで
好きですけれど・・・。お国によって好みも違うみたいです。
 
 
 
 色数も沢山ありました。
厚みも色々。
 
 

伝統的な鞣しでは木の樹皮に一年挟み込んで
鞣すそうです。
オークバークと言っていました。




時間をかけて鞣されるんですね。
 
ブライドルレザーは今まで然程使っていないのですが、
直接見て、質感も良く今度仕入れて使ってみたくなりました。
 
一口にブライドルレザーと言ってもそのタンナーごとに微妙な
違いがあります。フォーマルな感じの小物には良い革だと思います。
 
色々勉強になった一日でした。
 
 
 
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SILVERSMITHING & LEATHERWORKS
"SPECIAL BENCHMADE PRODUCTS"
STUDIO WOKINI(スタジオ ウォキニ)
千葉県木更津市請西南2-23-6
TEL:0438-30-6455
OPEN 10:00~19:00
  CLOSED  EVERY SATURDAY
&
1st&3rd WEDNESDAY
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