2020/04/12

HORWEEN LEATHERS / ホーウィンレザー





















Horween Leathers (ホーウィンレザー)は
アメリカ、イリノイ州のシカゴに
ある伝統あるレザータンナー。


歴史は古く
創業が1905年。


牛革や馬革をメインに
鞣しをされていて、
有名な革でいうと
クロムエクセルやシェルコードバン
など多岐に渡ります。


また聞いた話ですと
アメフトのボールの革や
野球のグローブ、バスケットボールなどにも
ホーウィンの革が使われているとか。


ここ日本では
革のタンナーの名前が
一つのブランドとして
知れ渡っているように見受けられますが、
現地アメリカでは
ホーウィン自体のタンナー名は
さほど一人歩きはしておらず
昔からある古き良きアメリカの
タンナーさんといった感じのようです。


日本だと特にオールデンが
このホーウィンのコードバンを使って
革靴を生産しているので
そういったブランドからタンナーの名前も
知れ渡っている背景もあるようです。


ホーウィンといえば
クロムエクセルに
代表されるように
革にオイルやロウなどを浸透させた
革が特徴だと思います。
イギリスの馬具などで使用される
ブライドルレザーの雰囲気に近いです。


革の原皮はアメリカ牛と聞きました。
ヨーロッパなどの
革質とはやはり少し違い
どちらかというと古き良きアメリカの
ワイルドな感じの革というのが
個人的な印象です。


ヨーロッパ原皮の革は
きめ細やかで上品な印象。
牛の育った環境にもよるのでしょう。
革質も国や地域によっても
違うようです。


先日仕入れた
クロムエクセルに近い
質感で馬革のきめ細やかさに
ロウ成分が入り込んだ
耐久性のありそうな革です。


革のタンナーは国や地域によって
色々な革質や仕上げなので
色々知れば知るほど
興味深いものですね。


因みに発音の『Horween』
カタカナ表記だと日本ではどこも
ホーウィン」で
最初の「ホ」にアクセントをつけて
強く言っていますが、
アメリカ人が発音しているものを
そのままカタカナに置き換えると、、
『ホーウィーン』。
「ホ」より「ウィ」の方を
強く発音していて
『ホーウィーン』って言っています。
小ネタです(笑)









☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 SILVERSMITHING & LEATHERWORKS
"SPECIAL BENCHMADE PRODUCTS"

WOKINI / Manabu Yamaguchi

千葉県木更津市請西南2-23-6
 CLOSED  EVERY SATURDAY
&
1st&3rd WEDNESDAY

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。